●あいさつ
問候
「ニーハオ」は朝・晝・夜を問わず使う便利な言葉ですが、中國ではあまり使いません。
“你好”是不限時間,早中晚都能使用的便利的語言,但是在中國幾乎都不使用。
顔見知りの関係になると會ったときに「ご飯はたべましたか?」と聴かれますが、相手は‘食事がまだなら一緒にたべよう’という意味ではなく、ただのあいさつです。
熟人見面的時候,會被問“吃飯了么?”這不是對方想邀請你一起吃飯,只是單純的問好。
日本でいう、「こんにちは」「こんばんは」に當たる軽いあいさつ言葉です。
相當于日本“你好”“晚上好”之類的問候語。
●お禮
感謝
日本では、何かにつけてお禮を言うのがマナーであり習慣でもあります。
日本,送點東西表達感謝既是禮儀,也是一種習慣。
中國では、お禮は‘その場で言う’のが原則で、何か世話をしてもらった、歓迎の接待をうけたなど、お禮を言うべき事が発生した場面で誠意を伝えます。
在中國,感謝只是當場的事情。受到別人的幫助,被接待者歡迎的時候,就會表達感謝。
たとえば、そのお世話になった人に1週間後に會う機會があり、実際に會うときには‘先日はどうも・・・’と先日のお禮をまた繰り返すことはしません。
假如,受到幫助的人,一周后,再次與對方相遇,在見面的時候不會再次為上周的事情表達感謝。
親しい関係にある場合、相手にお禮ばかりを言っていると自分とは距離を取りたがっていると誤解されたり、‘水臭いやつだ’と思われたりします。
關(guān)系特別近的時候,對方如果一個勁兒表達感謝的話,會被誤解與自己不親近,太見外了。
感謝の表現(xiàn)を、心の隔たりだと思われます。
感謝的表現(xiàn),被認為是心的隔閡。
●お詫び
道歉
日本では「負けるが勝ち」の精神で「ごめんなさい」をいう事で、物事をうまく収める事がありますが、中國人は簡単には謝りません。
在日本認為“敢于承認失敗就是勝利”,因而,存在用道歉來解決事情的情況。但是中國人不會隨便道歉。
それには理由があり、謝ることが大きな責任問題に発展し謝ることは一定のリスクがついてまわるという背景があります。
這種情況是因為道歉多伴隨著責任問題的出現(xiàn),一旦道歉,就意味著自己要承擔風險。
中國では日本のように「すいません」の安売りはしていません。
中國不會像日本那樣隨意的道歉。
軽々しく謝ることは‘自分のメンツが潰れる’‘罪が重くなる’ことだと考えます。
認為輕率的道歉會“丟面子”“罪加一等”。
謝らない事で口論になりそうな場面でも、逃げ腰にはならず堂々と応戦することが多いと言えると思います。
誰都不道歉,導(dǎo)致發(fā)生口角的時候,也不會逃避,會堂堂正正的應(yīng)戰(zhàn)。

●ほめる
贊美
中國人は人をほめるのが上手です。中國人にとって「ほめる」という行為は、コミュニケーションをするうえでの潤滑油でもあるのです。
中國人非常善于夸獎別人。對于中國人來說“贊美”別人這樣的行為,是交流的潤滑油。
注意をしないといけないのが、日本では相手の配偶者について「綺麗」だとか「ハンサム」だとか褒めるのは社交辭令として使われる事もあるのですが、中國では異性の外見上の魅力を褒める事は相手に気がある、性的な魅力を感じているということになります。
不得不使用的時候,日本人也會使用“漂亮”“帥氣”之類的社交辭令來夸獎對方的配偶,卻不像中國那樣,夸獎異性的外貌魅力,是一種“異性興趣”的暗示。
●ストレートな意思表示
直率的意思表達
中國人はストレートな物の言い方を好み、自分の意思をハッキリと伝えますが、爭い事を避けるために自分の意思を殺す日本人との違いがそこにあります。
中國人喜歡直接的表達方式,清楚地表達自己的想法,這點同為了避免爭端,而不愿表達想法的日本人不同。
日本人の「和」は対立を避ける事で保たれ、中國人の「和」は個性を認め合うことで保たれます。日本と中國では「融和」「調(diào)和」「平和」と同じ漢字を使って表す言葉でも微妙にニュアンスに違いがあります。
日本人的“和”是避免對立,中國人的“和”是對個性的認同。日本和中國都使用“融合”“調(diào)和”“平和”這種相同的漢字詞匯,但是卻有微妙的意思差別。
●割り勘はなし
沒有AA制
中國では「割り勘」はありません。友達同士の食事やデート、ビジネス関係の會食、パーティといった席では、誰か一人(通常食事に誘った人)がその場にいる人の分すべて払うのが常識です。
在中國沒有“分攤”這一說。朋友一起吃飯,約會,商業(yè)聚會,或者茶話會,都會有一個人(通常是組織者)來擔負所有的費用。這是常識。
日本では誰かにごちそうになったら、その場で「ご馳走さまでした」と感謝の気持ちをのべ、次にあったときにも「この前はありがとうございました」とお禮を言いますが、中國では言葉ではなく、今度は自分がご馳走してあげることで感謝の気持ちを表すのです。
在日本,如果是誰被請客了,在吃完飯,要表達對請客者的感謝之情,之后見面也要表示對上次請客的感謝。在中國,則不是用語言,而是用下次回請來表達感謝。
これは中國人の貸し借りの文化からくるものです。
這就是中國人的有借有還文化。
ただし、最近では若い人を中心に割り勘を取り入れる人も増えてきています。
但是,最近,以年輕人為中心,實行AA制的,也漸漸增加。
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